こんなの「できる・やる」らしいニュース

2022.07.15

No. 12

「〇△□×」の身近な視点から工芸を楽しむ企画展が金沢の国立工芸館でスタート

 

石川県金沢市出羽町にある国立工芸館で〈こどもとおとなの自由研究 工芸の〇△□×展〉が2022年(令和4年)7月5日(火)から始まった。会期は、9月4日(日)まで。

 

「工芸って難しい」と感じる人でも、身近なフレームの「〇△□×」を通して工芸の秘密や魅力を読み解き、鑑賞できるユニークな催しだ。

 

国立工芸館主任研究員の今井陽子さんによると、企画の発想は、今井さん個人の体験がベースとなっているそう。

 

かつて、絹織物の入った箱を今井さんが開けると、部屋に光が広がるような感覚があった。その原因を考えた時、絹糸の断面が△で、プリズムや散光の効果がその繊維の形状から生まれたのではないかと感じた。

 

同じように「〇△□×」といった身近なフレーミングで工芸に向き合えば、工芸の持つメッセージや魅力を多くの人が受け取れるのではないかと、展覧会の発想につながった。

 

今井さんによると、ひんやりした美術館は暑い夏だからこそリラックスできてお勧め「らしい」。

関連:国立工芸館の唐澤館長に聞く。北陸の「工芸を巡る旅」のすすめ

編集部のコメント:コロナ禍になって、美術館から足が遠のいてから久しい。毎日何か足りないと思っているのは、美術館に行ってないからかもしれない。いやきっとそうだ、以前は展覧会をよくチェックして、迷わず行っていた。よし、これは行ってみるぞ。明石P

 

デザインは〇△□の積み重ねです。図形で、錯視で、フォントで。プレスリリースで企画を知った際に「おぉ!」とすぐに引き込まれました。大人も子どもも発見のある企画なので夏休みにもってこいです。鑑賞に行かれる前にこちらを読まれるとより企画が楽しめますよ! 武井開発D

 

審美眼がない自分にとっては工芸品って難しそうでよく分からないな、と感じていました。ですが、国立工芸館の唐澤館長の記事を読んでからはシンプルに考えられるようになりました。工芸にハードルの高さを感じている方はぜひ関連記事を読んでから見に行ってみてください。副編大坪

 

文:清水菜生
翻訳:坂本正敬
編集:坂本正敬・大坪史弥
写真:武井靖

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