連載「人情と論理の交差点」
法律家の「謎解き」。弁護士Iからの挑戦状。(ふるさと納税編)
この連載は、<HOKUROKU>の運営メンバーの一人、弁護士の伊藤建による、北陸3県にまつわるリーガル(法律に関する)な「謎解き」コンテンツです。
いわく、血も涙もない(ように思える)法の世界で、論理と人情のせめぎ合いの末に、人間味のある判決が出た有名な事件は過去に少なくないそう。
もちろん、北陸3県も一緒。人情と論理のはざまで日々、難しい意思決定を強いられる人たちにとって、素晴らしい教材が身近に尽きないのだとか。
そこでこの特集では、過去に裁きのプロである裁判官も悩んだ北陸の難事件が提示されます。
全5回の記事の途中で情報が出そろったら、裁判官になったつもりで、どちらの言い分に分があるのか考えてみてください。もちろん、その理由も。
最後は、実際に裁判官がどのような判決を提示したのか、伊藤建が解説します。
皆さんと裁判官の考えがどれくらい違っているのか、あるいは一緒なのか、ぜひ答え合わせをしてみてください。
ちなみに扱う内容は実話であり、幾つもの人生が関係する話なので、見せ方はゲーム感覚でも、語りのトーンはあくまでもまじめに徹します。
HOKUROKU編集長・坂本正敬
※画像のクレジットはEric。flickrからダウンロードしています。