「8番」の本店で聞いた。野菜トマトらーめんの通な食べ方講座。

2020.09.15

No. 02

チャレンジングなメニューでもちゃんとおいしい。

 

大坪:ラーメンが届くまでにちょっと聞かせてほしいのですが、〈8番らーめん〉には裏メニューとかあるのですか? 裏メニューを公開している時点で「裏」ではないと思うのですが。

 

村中:裏メニューはないのですが、お客さまがそれぞれで楽しまれている「自分だけの食べ方」はあります。

 

〈なんでやろドットコム〉という会員サイトが8番らーめんにはあり、「こんな食べ方、私だけ!?」というコーナーもあります。

 

お客さまのお気に入りの食べ方を投稿できるコーナーでほぼ毎日投稿があります。2,000件くらい全部であるので際立ったアイデアをその中から幾つかご紹介します。

「なんちゃって酸辣湯麺」
〈野菜らーめん 塩〉に卓上の酢とラー油をかけて食べる。

 

「餃子(ぎょーざ) or 鶏の唐揚げ or フライドポテトらーめん」
サイドメニューの〈8番餃子〉〈鶏の唐揚げ〉〈フライドポテト〉をラーメンにドボン。

 

「スープ炒飯」
〈炒飯〉にラーメンのスープをかける。

 

「あんかけ炒飯」
期間限定〈野菜五目らーめん〉のあんかけを〈炒飯〉にかける。

大坪:なかなかジャンキーですね。だけどちょっとやってみたい気もします。「なんちゃって酸辣湯麺」は特に気になります。

 

サイトを拝見していると卓上の調味料、酢・ラー油・コショウを使った食べ方が特に多いですね。餃子(ぎょーざ)を酢とコショウで食べるとか、酢やラー油をラーメンに何周も入れるとか。

 

村中:そうですね。私たちの想像以上に卓上の調味料をご活用いただいています。

 

大坪:8番らーめんは調味料も充実していますよね。こだわりのポイントも全て書いてあります。

 

コショウにしてもガーリックパウダー・オニオンパウダーが調合されていますし、ラー油も特製ごまのラー油です。調味料を私はあまりかけないタイプなのですが、食べながら調味料の説明書きを読む時間が好きです。

 

8番らーめん本店の卓上調味料。

村中:「8番」のほとんどの卓上調味料は商品に一番合うように調合していて、調理過程でも使用しています。

 

そのままでもおいしい商品づくりを徹底していますが、調味料をかければまた別のおいしさを生み出せるようにも研究しています。

 

大坪:そうしたこだわりが「卓上アレンジ」を生み出しているのかもしれませんね。私も何か投稿してみようと思います。

たっぷり野菜・スープ・麺の3要素を前提においしさを目指す。

大坪:8番の変わった食べ方をお聞きしているうちに待望の〈野菜トマトらーめん〉が到着しました。

 

 

昨日も思いましたが、配膳(はいぜん)された時の香りがたまらないんですよね。

 

到着した時の印象はラーメンというよりパスタを頼んだ時の感覚に近いです。トマトだけじゃなくニンニクだったりひき肉だったりをいためたにおいで食欲もそそられます。赤いスープに添えられた水菜の緑も目に美しいです。

 

村中:そうですね。スープパスタのような洋風な印象をもたれる方はやはり多いです。

 

大坪:紙エプロンもありがたいですよね。スープが赤いので服に飛んでしまうと目立ちます。ちょっとした気配りもよく考えられているなあと思います。

 

 

村中:これは、開発の女性メンバーからの強い意見がありまして取り入れましたね。

 

大坪:それではいただきます。まずはスープから。

 

 

大坪:あー、やっぱり濃厚ですね。おいしい。トマトが主役ではあるんですが、肉や他の野菜のうま味も確かに感じられます。

 

ほんのりと辛味もありますが主役ではないです。辛い食べ物が苦手な私でも食べ進めてから「辛かったかな?」と意識する程度です。

 

昨日は「濃厚」という感想でしたが、あらためて味わってみると「重厚」の方が表現として正しい気がしてきました。食材がお互いに邪魔せず幾重にも重なり合っている感じがします。

 

麺(めん)もいただきます。

 

 

一見するとチャレンジングなメニューですが、8番らーめんだとちゃんと分かるおいしさなのですよね。スープが太麺(めん)にしっかりと絡み、麺の原材料である小麦の味とトマトスープの味がマッチして「ラーメン」としてちゃんと成立しています。

 

8番らーめんでは「味噌(みそ)」ばかり食べていて他のメニューにはあまり挑戦しない私ですが、これは確かに毎年食べたくなりますね。

 

村中:おっしゃるとおりチャレンジングなメニューではありますが、「8番らーめんのラーメンとしておいしい」味を開発段階から大事にしています。

 

たっぷりの野菜・スープ・麺の3つの要素を前提にして「8番」らしいおいしさを目指しています。

 

大坪:スープの上にのっているひき肉の大きさも素晴らしいですよね。これ以上大きくなると、いため野菜の食感を邪魔し始めますし、小さくなると肉の食感やうま味が逆に感じにくくなります。それでいて麺にもよく絡むように仕上がっています。

 

食べながらよくしゃべるなという村中さんの顔。

(編集長のコメント:副編集長の大坪にはこんなに「食レポ」の素質があったのですね。トッピングメニューのチーズとサワークリームの通な楽しみ方について続きます。)

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