敦賀原発2号機の冷却水漏れ事故で作業員約30人がぞうきんでふき取り再開【25年前の今日の出来事】
敦賀発電所2号機で発生した冷却水漏れ事故で、原子炉格納容器内の放射能濃度が通常の250倍に上ったと、日本原子力発電(本店:東京都台東区)が発表した。
想定以上の汚染の広がりを受けて除染作業を一時中断していたが、ステンレス製配管の亀裂が発生した部分から漏れた冷却水をぞうきんでふき取る作業を、原子炉格納容器内に約30人の作業員が入って再開した。
Q.どんな事故だったの?
事故発生は1999年(平成11年)7月12日。
敦賀発電所2号機の原子炉格納容器内の火災報知器が作動し、一次冷却材(原子炉格納容器内を流れ、原子炉内の燃料棒に直接触れて冷却する流体)の漏れを示す警報が発報されたため、作業員が手動で原子炉を停止した。
参考福井新聞
北國新聞
敦賀発電所2号機格納容器内一次冷却材漏えい事故 - 原子力百科事典
敦賀2号機 再生熱交換器連絡管からの一次冷却材漏えいに関する再発防止対策 - 関西電力
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