「イベント協賛の集め方」を学んで地元をもっと面白く(なめりかわランタンまつり × ベトナム航空編)
北陸3県を拠点にするウェブメディア〈HOKUROKU〉編集部はちょっと、いや、あえて言えば、ものすごーい話を今回つないじゃいました。
ベトナムのナショナル・フラッグ・キャリアであるベトナム航空と、富山県滑川市の瀬羽町で開催される15周年の節目を今年迎えた〈なめりかわランタンまつり〉の関係者をつなぎ、特別協賛の実現を後押ししてしまったのです。
ベトナム航空の担当者いわく、外資系企業の航空会社が地域のイベントをスポンサードするケースは意外にも珍しく、さらに言えば、自社の飛行機が就航していないエリアで開催される地域イベントに特別協賛するような事例は他に聞き覚えがないとの話。
いわば、前代未聞のコラボレーションの後押しをHOKUROKUがおぜん立てしたと言っても過言ではないのです(と、HOKUROKUの明石プロデューサーがもっと自慢しろと言っているので書いてみました)。
とはいえ結局、特別協賛の話まで交渉を成立させた真の当事者は、なめりかわランタンまつり実行委員ですし、ベトナム航空の担当者です。
その契約締結までの話を聞いていると、すごくためになるというか、自分の暮らす地域を盛り上げようと、イベントを仕掛ける(仕掛けようとしている)北陸各県の人たちにすごく役立つ話だと思いました。
なにしろ、今のご時世、多くのイベント運営者が資金面に悩んでいるはずで、クラウドファンディングで花火大会を実施するケースまであると聞きます。
手元の資金だけでは不十分で、スポンサーや協賛を募りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、スポンサーや協賛を実際に自分で募集しよう・探そうと思っても、経験の浅い人の場合は特に、分からない話ばかりだと思います。
そこで今回は、今開催中の〈なめりかわランタンまつり with ベトナム航空〉を事例に、スポンサーや協賛の契約成立がどのような流れで進んでいくのか、協賛する側・される側の双方に聞いてみました。
「何もない」と言われがちな北陸の日常に、非日常の楽しさを提供してくれる各種のイベントが、北陸各県で次々と展開される未来を願って、主催者と協賛者の出会いから意思決定までのプロセスを臨場感をもって学べるコンテンツを、HOKUROKUが全3話でお届けします(いつもよりちょっと軽めです)。
イベント主催者は(予定の人も)もちろん、なめりかわランタンまつりに今日行く予定の人もぜひ、読んでみてください(本日最終日!)。
祭りの見え方が深くなり、たくさん会場に並んでいるベトナム航空のロゴ入りランタンを見る目が変わってくるはずですよ。
HOKUROKU編集長・坂本正敬
目次
第2回 2024.08.11
協賛側の視点:協賛する意義はあるか
こちらは月額会員向けのコンテンツです。
第3回 2024.08.11
主催側の視点:企業の決裁権者をリサーチする
こちらは月額会員向けのコンテンツです。