RENEW × 立山Craftに聞く。地域を盛り上げる「人気イベント」の開き方
関係人口づくりだとか観光誘致の問題だとか地元の人たちのお出掛け先不足だとか、金沢の中心部を除けば北陸3県が抱える問題はどこも似通っています。
それらの問題にアプローチする手段の1つが地域で開かれるイベントではないでしょうか。
例えば、福井の鯖江市で開催される工芸と工房見学をテーマにした〈RENEW〉だとか、富山の立山町で開かれるクラフトフェア〈立山Craft〉などは、数万人規模の来場者を期間中に集め、北陸県外の人たちとの交流を生み、地元の人たちのお出掛け先を毎年つくっています。
しかも、それぞれのイベント開催が7回目を迎えるなど歴史まで積み重なっているからすごいですよね。
この手のイベントが北陸各地にもっと増えれば、各県が抱えるさまざまな問題に大きな一石を投じられるはずです。
そこで、RENEWの主催者・新山直広さんと、立山Craftを開く佐藤みどりさんにオンラインで集まってもらい、企画づくりから仲間探し、ファンづくり、広報、続ける仕組みに至るまで、さまざまな話を聞きました。
〈HOKUROKU〉副編集長の大坪史弥が今回の聞き手で、まちづくり・場づくりを本業とする彼自身もサウナのイベントを手掛けています。
これから地域を盛り上げるイベントを仕掛けたい、すでに仕掛けているけれどなかなか成果が伴わない人たちに向けた金言がたくさん聞けました。
この特集が導きの糸となり、RENEWや立山Craftのような超人気イベントが北陸で次々と生まれる未来を心から楽しみにしています。
HOKUROKU編集長・坂本正敬
目次
まずは小さく始める
2021.12.24
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人が集まる「飛び道具」はない
2021.12.25
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本質をつかみ、ビジョンを立ち上げ、仲間を増やし、小さく広げる
2021.12.26
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