懐かしの「北陸ローカルCM」ミュージアム

2021.10.04

第7回

作品No.6: 立山科学グループのCM

 

最新版「オーロラ編」第2弾や作品の関連情報は立山科学グループ公式サイトの特設ページを参照(https://www.tateyama.jp/movie/

タイトル︓「オーロラ」編

広告主︓立山科学グループ(富山)

放送局︓富山テレビ放送株式会社(富山)

広告会社(広告代理店)︓株式会社スカイインテック(富山)

制作会社︓富山テレビ事業株式会社(富山)

ロケ地︓カナダのスタジオ、および屋外

作品解説︓

本作品は、立山科学グループの認知・イメージアップのために制作された。

 

撮影地のロケーションはカナダ。バンクーバー市内の住宅とスタジオで親子のカット、カナディアン・ロッキー山脈自然公園で自然の風景、およびジャスパー近郊にあるロブソン山のふもとの牧場でキャンピングカーを駐車しているシーンが撮影された。

 

プロデューサーと演出監督、および広告代理店担当者1名が日本から渡航し、アメリカ人、およびカナダ人スタッフで撮影チームが組織される。

 

自然科学の壮大で不思議な世界を題材にしたテレビコマーシャルが以前から同社では数タイプ制作されていたため、制作会社の富山テレビ事業から「オーロラ編」のアイデアが提案され制作に至る。無機質で難解に捉えられがちな科学の世界を「実は、とても人間的で夢のある分野」と訴求したい思いが企画・演出に込められた。

 

少年スティーブとお父さんのせりふが人気となり「立山科学グループ=オーロラのイメージ」がCMの効果によって公開後に定着した。オーロラは社章にもデザインされている。

 

2018 年(平成30年)には「オーロラ編」の第2弾を公開(https://www.tateyama.jp/movie/)。成人して研究者になり父親にもなったスティーブが再登場する。時を経て立派に成長したスティーブと息子との掛け合いが第一弾のCMをほうふつとさせる。

 

カナダ南西部カナディアン・ロッキー中央にあるジャスパー国立公園内にあるまち。

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