2020年に「最も読まれた」HOKUROKUの特集

2020.12.30

vol. 03

「バズった」人たち

取材の様子。撮影:武井靖

〈HOKUROKU〉が創刊してから最も読まれている特集を調べると、1位と2位がデッドヒートを繰り広げていると分かります。今から紹介する第2位の特集はあくまでも集計時点の話。

 

第1位になった特集よりも第2位の方がインターネット上で継続して検索され読まれる回数も多いので、年明けには順位が入れ替わっているかもしれませんね。

 

この特集が公開後も継続して読まれる理由は登場人物たちの影響力に違いありません。

 

2020年(令和2年)の人気特集、第2位に入った特集は「イナガキヤスト×大木賢。『バズる』写真論」でした。

2人の変わらぬ活躍の「おすそ分け」

特集のタイトルにある「イナガキヤスト」さんをご存じですか?

 

この取材のちょっと前に、<Yahoo! ニュース>などでイナガキヤストさんは、爆発的に話題になりました。言い換えればイナガキさんは、「バズった」わけです。

 

「本気を出した富山」などの文面とともに、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)に富山の美しい風景写真を投稿し、全国で話題になった人です。

 

HOKUROKUの取材は、2020年(令和2年)の6月。それから半年が経ち、今では海外のメディアでも繰り返し話題になっています。なにしろ台湾人のジャーナリストの友達から、「この人知っている?」と最近メールが届き、イナガキさんの写真を見せられたくらいですから。

 

もちろん一方で、イナガキヤストさんと対談した、富山在住のフォトグラファー・大木賢さんも同じくらい有名な人です。

 

「大木賢」の名前を<Google>や<Yahoo!>で検索してHOKUROKUを見つけてくれる読者も多く、そうした人たちが繰り返し特集を読んでくれています。

 

要するに、2人の変わらぬ活躍に「おすそ分け」をいただいたヒット特集となりました。

「アジアの大砲」

取材時の最大の思い出と言えば、変な話ですが、イナガキさんの身長です。

 

私(HOKUROKU編集長の坂本と申します)も179cmと低い方ではないのですが、イナガキヤストさんは見上げるほど大きく、確か188cmと言っていた気がします。

 

188cmと言えば、「アジアの大砲」と呼ばれた元日本代表のサッカー選手、高木卓也選手と同じサイズです。世界一国民の平均身長が高いオランダでも、イナガキさんなら通用するはず。

 

さらに横幅もがっしりしているので、初対面で打ち解けるまでのアイドリングトークは、ずっと身長に関する質問を繰り出していたと覚えています。

 

そのイナガキさんご本人はと言えば、大きな体とは対称的に、取材現場では恐縮しきっていました。プロのフォトグラファーである大木さんを前に、自分がしゃしゃり出てもいいのかと、ずっと低姿勢でした。

 

これだけ世間で騒がれても、本業の会社員を辞める予定は一切ないそうで(イナガキさんは専業のフォトグラファーではありません)、全く偉ぶらない姿も印象的でした。

 

ちなみに2021年(令和3年)には、同じ「バズる」をテーマに、ハッシュタグの世界も取り上げる予定です。

 

楽しみに待っていてくださいね。

 

2人の対談の様子はこちらからどうぞ。

 

副編集長のコメント:そう言えば、HOKUROKUの副編集長が取材後にイナガキヤストさんとばったり出くわした話を公式Twitterでつぶやいただけで、その日のサイト観覧者数に変化が見られました。

 

それだけイナガキさんは、ビッグネームなのですね。

 

次は第4回、2020年(令和2年)に最も読まれた特集を紹介します。)

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