こんなのもあるんです。『HOKUROKU』のコメント欄「オプエド」。

2020.11.03

vol. 02

各記事にあるコメント欄を「オプエド」と呼んでいます。

『HOKUROKU』の取材の様子。写真:柴佳安。※写真はイメージです。

コメント投稿の手順を紹介する前に、ちょっとだけ『HOKUROKU』の特集や連載の各記事に設けられたコメント欄に特有の注意点を紹介します。

 

まず、各記事にあるコメント欄の名前を、HOKUROKU編集部は勝手な思い入れで、「オプエド」と呼んでいます。

 

「オプエドって、何?」

 

という声が聞こえてきますが、オプエドとは、英語で「Op-ed」と書きます。この言葉自体が「opposite the editorial page」の略語で、意味は、

 

“新聞の記事のうち通常、当該紙の編集委員会の支配下にない外部の人物が、ある新聞記事に対して同じ新聞内で意見や見解(反論や異論)を述べる欄。 … 社説の反対側に設けられることからこの名がついた”(Wikipediaより引用)

 

といった感じです。端的に言えば、建設的な反論意見という意味です。

 

日本の新聞には、全国紙であろうと、地方紙であろうと、社説がありますよね? 

 

新聞を読まない人も多い時代なので、この説明でも十分かどうか疑問ですが、その社説の真横に、欧米の新聞では同じサイズのスペースが設けられ、真逆の意見が掲載されていたりします。

 

例えばフランスでは、自分について書き込まれた記事があると、その記事と同じ分量だけ、書かれた当人が反論の意見を書き込める権利(反論権)が、法律で認められています。

 

この反論部分が「オプエド」です。アメリカのメディアが1970年(昭和45年)に始めたとされていて、現在では世界各国のメディアに採用されています。

 

こうした歴史や諸外国の事情を踏まえて、HOKUROKUでは特集や連載に対し、反論や異論、異なる見解を大いに書き込んでもらおうと、コメント欄を「オプエド」と名付けました。

 

しかし、読者と自分たちを対等な関係で考える以上、HOKUROKUが知的な誠実性と倫理観をもって、信頼性を追求しながら情報を提供しているとすれば、その「オプエド」にも、同じく知的な誠実性と倫理観、信頼性が求められるはずです。

 

そこで、投稿には無料の会員登録(実名の登録)をお願いするようにしました。

 

このハードルが、高すぎるとは分かっています。しかし一方で、「コメント機能の場所がデザイン的に分かりづらい」という意見も聞きます。

 

なので、この場を借りて、認知度を高める努力をさせてもらいます。

 

(次は第3回。長い前置きはこの辺で終わりにして、コメントを書き込む場所について紹介します。)

この記事を書いた人

坂本 正敬

オプエド

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