• 富山の人はプリンをたくさん食べるって本当? 本当なら何で?

    本当だ。総務省の家計調査でも、小規模だが私の独自調査でも明らかだ。

     

    プリンの支出額が大きい理由は買う側と売る側の双方に求められる。

     

    まず、買う側は、自分で食べるためのみならず贈答用でもプリンを買っていると判明した。

     

    一世帯当たりの人数が全国的に見ても多く、冠婚葬祭、地域活動などで人付き合いも多いとされる富山の人は、老若男女に好まれるプリンを自分以外の誰かにも買っていると考えられる。

     

    その支出を見込んで、プリンを扱う洋菓子店も一方で多く存在する。現に、大型食料品店に迫る勢いで、わざわざ洋菓子店でプリンを買う消費者が多く存在すると独自調査でも判明した。

     

    ちなみに、人口10万人当たりの洋菓子店の数は富山県が全国で1位だ。福井が3位、石川が4位で、北陸=洋菓子店の「先進地」と言ってもいいのかもしれない。

     

    質の高い洋菓子店の存在が、市民のプリン支出額を押し上げ、市民の支出が、質の高い洋菓子店を生む、中には、プリン専門店まで誕生させるという正のスパイラルが生じていると考えられる。

  • 「富山の日本酒」はどれが一番おいしいの?

    ヒョウさんは、清都(きよと)酒造場(高岡市)の〈勝駒(かちこま)〉だって言っていたよ。調査したんだって。〈SAKETIME〉(東京)の「富山の日本酒ランキング2023」でも1位みたいだし。

     

    他には、林酒造場(朝日町)の〈林〉だとか、千代鶴酒造(滑川市)の〈千代鶴〉だとか言ってた。

  • 金沢にはなんで「文豪」が多いの?

    「文豪」の定義は人それぞれだ。その意味で、多いか少ないかなど断定できない。ナンセンスだ。

     

    ただ、文化や歴史、風土などのさまざまな影響で「金沢には文豪が多そう」なイメージが、一定の人たちの間に間違いなくあるとは認めよう。専門家も同じ見解だ。

  • 富山市ってなんでこんなに「ガラス推し」なの?

    薬のびんづくりが富山市内で戦前に盛んだったからだよ~。

     

    ガラスって格好いいし、世界でも親しまれている。

     

    新しい時代の教育と芸術文化、産業の柱として、富山市全体をガラスのまちにしようと、1980年代に市が取り組み始めたんだって。

  • 北陸(福井と富山)は「持ち家率」がどうして高いの?

    経済的に買える条件が他の地域と比べて整っているからだ。

     

    本州の日本海側に共通する自然や風土の影響、および持ち家で育った子どもが持ち家を好むといった価値観の伝承も考えられる。

  • 小矢部には「お城のような建物」がなぜ多いの?

    一級建築士である元市長の考えがあったからみたいだよ~。

     

    1976年(昭和51年)から「メルヘン建築」の事業が始まり、1992年(平成4年)に打ち切りになるまで、童話やおとぎ話に出てくるような建物が小矢部市内に34棟つくられたんだって。

  • 「環水公園のスタバ」が世界一美しいって本当?

    うそだ。

     

    米シアトルにある「スターバックス」本社に聞いたところ、日本のメディアと日本人が勝手に言っているうわさ話だと分かった。