氷見沖で漂流の釣り人が4日目に柏崎市の海上で発見【25年前の今日の出来事】
新潟県柏崎市の柏崎刈羽原発南西約2キロの海上で漂流していた富山県新湊市の自営業者が、第九管区海上保安本部のヘリに発見され、20日早朝に氷見沖で行方不明になってから4日目に救助された。
遭難者は、救命胴衣を着用し、雨がっぱで寒さをしのぎ、ビスケットやジュースで命をつないだ。
遭難から3日目の夜、柏崎刈羽原発の明かりを発見した場所でいかりを下ろし、冬型の気圧配置による強風や高波で何度も転覆しかけるものの「どんなことがあっても戻る」と決意を抱きながら救助を待っていた。
家族は生存を諦め、漁船に乗って海上で成仏を祈っていた最中に奇跡的な救助の知らせを受け無事を喜び合った。
Q. どうして漂流したのか?
マグロ釣り中に濃い霧に包まれ、スクリューが網に絡まり航行不能に陥った。発見時には、無線機も故障していた。
参考北國新聞
富山新聞
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