羽咋市の研究センターでA重油が流失。邑知潟の生態系影響に懸念【25年前の今日の出来事】
羽咋市飯山町の先端医学薬学研究センターで午後2時50分ごろ、タンクローリーの給油口からホースが外れ、暖房用のために給油していたA重油約1,500リットルが漏れた。そのうちの一部は、敷地内から側溝を通って用水に流れ込み、現場から1キロ離れた用水で流出重油が確認された。
用水は、寒ブナ漁が行われ、越冬のために白鳥が飛来している邑知潟(おうちがた)に通じているため、生態系への影響、および風評被害が懸念された。
Q. A重油って何?
A・B・Cに分類される重油の一種で、重油の中では最も軽質であり、粘度も低く、硫黄分も少い。燃焼効率が高く、重油の中では環境負荷も少ないため、燃料として農業・漁業に用いられるケースが多い。
福井県三国沖で、ロシア船籍タンカー〈ナホトカ〉から流出した重油は、最も粘度が高く、比重も重く、環境への影響が大きいC重油だった。
参考北國新聞
オプエド
この記事に対して、前向きで建設的な責任あるご意見・コメントをお待ちしております。 書き込みには、無料の会員登録、およびプロフィールの入力が必要です。
オプエドするにはログインが必要です。