答えを知るまでの時間がクリエイティブ
HOKUROKUらしい特集その2(ココロヲホグス編)
若いころからラジオドラマやオーディオブックが好きでした。
「音を聞いて情景を想像する」行為は脳の特殊な部分が発達する気もします。
「ココロヲホグス」のカテゴリーからは〈北録伝力〉を選びました。
北録伝力は読み物ではありません。「ウェブメディアならではの可能性」を〈HOKUROKU〉編集部が意識した試みの1つです。
北録伝力
数としてまだ音源は少ないものの北陸各地で各種の音を拾い、写真・エピソードを添えて紹介しています。
あえて音だけのコンテンツを配信したり、ウェブラジオ的なコンテンツを出したりするメディアが最近増えてきたように思います。
慢性的な情報過多による世の中の「情報疲れ」がその背景にはあるのではないでしょうか。
ビジュアルで答えを知ってしまうより答えを知るまでの想像の時間がクリエイティブで尊い体験だなと感じるわけです。
「ココロヲホグス」というカテゴリーでは情報を伝えるだけじゃない、体が喜ぶ何かを提供したいとも思っています。
北録伝力には挿絵のような光景写真が1枚あるだけです。音を聞きながら想像力を膨らませてください。
もしかすると見えない何かが見えてくるかもしれませんよ。
(編集長のコメント:ウェブメディアなのに写真と文章を出すだけでは雑誌や新聞などと変わりません。
音声も映像も双方向性も国境を越えたリーチ力も持つウェブメディアだからこそ実現できるコンテンツを充実させたいと創刊前からずっと思っていました。
北陸3県のローカルテレビコマーシャルを集めた「ローカルCMミュージアム」などもつくっています。
写真と文章で終わらず、動画とSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を絡め、ウェブメディアの長所を一部生かそうとした企画です。
世界で競い合う各国のウェブメディアと同じくHOKUROKUもニューメディアとしての可能性を追求します。)
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