こんなの「できる・やる」らしいニュース

2023.07.02

No. 22

「ジビエ」の明るい未来を1泊2日で考えるワークショップが白山市で開催!専門家や猟師たちと学び合えるチャンス

 

2023年(令和5年)7月8日(土)~9日(日)に石川県白山市にある中山旅館(吉野甲92)で、ジビエのワークショップ〈ジビエ・アイデアソン〉が開催される。

 

「ジビエでつながる」を合言葉に、全国各地のジビエ関係者との関係づくり、および一般の人たちの関心の高まりを目的とした、ジビエの未来を語り合う1泊2日のイベント。

 

プログラムには、農林水産省鳥獣対策・農村環境課の担当者の登壇やジビエに関するアイデア出し、グループディスカッション、ひつじ牧場の見学、班ごとの発表・討論会、行動宣言などが含まれる。

 

主催は、ONE GIBIER(代表・山立会の有本勲)。会場は、吉野谷公民館、およびジビエ料理が味わえる中山旅館で、宿泊時に参加者はジビエ料理も楽しめる。

 

参加費は、宿泊費(相部屋の場合も)、飲食代、および各種の研修実費込みで18,000円。会場までの交通費は各自の負担となる。家族連れで参加の場合は割引料金もある「らしい」。

 

編集部のコメント:ジビエ料理の話題ですぐに思い出すお店は富山市八尾町の〈聚楽・創〉。お店が存在するなんて不思議なくらい山奥なのに、お客さんがたくさん来ていた。そして、すんごくうまい! クマの料理が味わえます:明石P

 

富山の友人がジビエ猟師なのでちょくちょく食べます。関係者に聞くと、まだまだこれからの分野らしく、できないこと・融通が利かないことなどがあると話してくれます。このアイデアソンをきっかけに、より気軽に食べれる世の中が近付けばと思います:武井開発P

 

ゲストのコメント:ジビエっておいしいんです! 天然の木の実や野草を食べて野山を駆け巡って育ったお肉や脂はおいしそうじゃないですか!? まずは、本物を食べて知ることが大切だと思います。どこで獲れたジビエなのか? どんな山なのか? その山で起きている環境や生態系の問題など、どんどん深掘りすると、その地域が好きになります。年中通って、山菜採りに行ったりキノコ採りに行ったり楽しみ方が増えていきます。自分は、お客さんにジビエを提供する時、猟師さんの思いを伝えてから、どうやってここに届いたお肉かよくお話しています。信頼できる農家さんから野菜を買うように、信頼ある猟師さんからジビエを買う。食べたい人や買える場所がもっと増えれば意識ある猟師さんがもっと増えるのかなっと思います。これからのジビエがとても楽しみです:田中裕信〈キッチン花水木〉オーナーシェフ

 

文・翻訳:坂本正敬

イラスト:ONE GIBIER

季節の食材をふんだんに使ったお料理で一日一組の貸切レストランと、ケータリング&デリバリーサービスしているお店。076−461−4595

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