連載「工芸マイクロツーリズム」
GO FOR KOGEIで巡る「工芸 × 建築」のすすめ。だって北陸は先進地なので
「週末のお出掛け、どうしようかな」だとか「(富山・石川・福井には)本当に何にもないよね」だとか思っている皆さん、私たちの北陸は日本の中でも工芸の先進地で、身近な場所にたくさんの楽しみがあるみたいです。
そんな北陸の工芸の楽しみを再確認させてくれる、富山・石川・福井を舞台に工芸の祭典〈GO FOR KOGEI〉を今回の「工芸マイクロツーリズム」の続編では紹介します。
「工芸って古臭い」「ダサい」「堅苦しい」と思って自然に距離を取っていた人でも、びっくりするくらい刺激的な体験が楽しめる期間限定の催しがGO FOR KOGEIです。
例えば「これって工芸なの?」と思えるくらいアーティスティックな工芸作品が、歴史ある北陸の神社仏閣の空間を使って展示されていたりします。
しかも、北陸3県に会場が分散しているので、ちょっとしたお出掛け&お泊りも、その気になれば楽しめる北陸人にぴったりのプログラムとなっています。
詳しい話を聞かせてくれた人はGO FOR KOGEIのプロデューサーである建築家の浦淳さん。後半からはちょこっと広報の方も登場します。
この特集では、GO FOR KOGEIの特徴はもちろん、工芸についてもともと疎かったと語る浦さん流の工芸の楽しみ方、愛用の工芸品にまで話が及びます。
「工芸」と言われても現状で何も心がときめかない人こそ読みたい、身近な工芸の印象が大きく変わる特集になりました。一生ものの趣味や楽しみは、身近な場所に実はあった、そんな話です。
HOKUROKU編集長・坂本正敬