2020年に「最も読まれた」HOKUROKUの特集
vol. 01
ちょっと前書き
「記者と編集者に学ぶ。発信力を育てるための『聞いてメモする』技術。」より。撮影:柴佳安
2020年(令和2年)5月31日に〈HOKUROKU〉(ホクロク)が創刊を迎えてから、7カ月が経過しました。これまでに1万人近くの人が、10万回以上読んでくれています。
正直に言えば、この数字は、普段私(HOKUROKU編集長の坂本)が仕事でかかわっている他のメディアと比べると、とても小規模です。
同業者から見れば、「まだまだ、だな」と言われそうなレベルです。実際、あるテレビ業界のとても偉い人に、「何人くらい読者が居るの? ああ、まだまだだな」と言われましたから。
牛歩のペースであっても、一貫して・着実に・迷いなく、右肩上がりで伸びています
しかし、HOKUROKUの未来は、明るいです。きっとあの「偉い人」には見えないくらい。
なにしろHOKUROKUが最も大事にしている会員数が、牛歩のペースであっても、一貫して、着実に、迷いなく右肩上がりで伸びています。
読者1人当たりの滞在時間も、他のデジタルメディアの一般的な数字(私の知る限り)と比べて、驚くほど長いです。つまり、じっくりと読んでもらえているわけです。
さらに、SEO(検索エンジン最適化)を無視してつくっているのに、ふたを開けてみると<Yahoo!>や<Google>などの検索エンジンで、HOKUROKUの記事が上位に表示されています。
検索エンジンで表示される回数も、クリックされる回数も、創刊以来、着実に右肩上がりになっています。
しかも、ほとんどの特集が公開してから長く、繰り返し、読んでもらえています。公開時にどかんと読まれて、その後は見向きもされなくなるような話ではなく、いわば読み物が「長持ち」しているわけです。
「長持ち」はHOKUROKUの目指す1つの理想的な形です。この流れを、2021年(令和3年)も強化できればと思っています。
安心してください。至らない点は重々自覚しています
もちろん、HOKUROKUには欠点や弱点もたくさんあります。
校正スタッフが居ないため、公開時には誤字脱字も目立ちます。クオリティの面で、高いレベルが保たれていない個所も多々あります。
「バイリンガル(二言語)対応する」とクラウドファンディングの時に豪語しながら、人員と時間の絶望的な欠如から、トータルで見れば英語版はほぼ未対応の状態です。
また「北陸のメディア」と言いながら、運営メンバーもコンテンツも富山に偏っている印象が否めません。
こうした至らない点については、読者の皆さん、安心してください、編集部一同、重々自覚しています。
特に、私(編集長の坂本)に関して言えば、モヤモヤとウジウジが、床屋さんのサインポールみたいに胸の中で入り混じってグルグルしているわけです。
しかし、この年末にはうれしいニュースとして、石川の腕利きのフォトグラファーが、メディア運営の中心に新しく加入してくれる話になりました。
2021年(令和3年)は、福井在住のクリエーター、北陸在住の外国人翻訳家にも、メディア運営の中心に入ってもらう予定です(現時点で希望的観測に過ぎませんが)。
こうした「最強」布陣の構築を通じて、HOKUROKUはクリエイティブの問題、二言語対応の問題、地域の偏りの問題も、少しずつ解決していく予定です。
さらに、EC(電子商取引)サイトのスタートも2021年(令和3年)早々に控えています。
そんな飛躍の2021年(令和3年)に入る前に、今回の特集では、2020年(令和2年)に最も読まれた特集のトップ3を振り返ります。
「あ、見逃している」というコンテンツがあれば、この年末年始にぜひ、チェックしてくださいね。
(副編集長のコメント:次の回から、最も読まれた特集をランキング形式で発表します。
紹介する順番としては、第3位から始まって、第2位、第1位と続きます。
普段から繰り返しHOKUROKUに遊びに来てくれている人は、順位を予想してみてくださいね。)
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