金ノ三寸編。泊まる楽しみはもっと深い。新・北陸の宿
北陸に暮らす人たちが北陸3県の近場で非日常の宿泊を体験する、そんな新しい旅と宿の楽しみに関する連載です。
〈HOKUROKU〉のプロデューサーにして、宿や飲食店などの場所づくりを本業とする明石博之が北陸の宿巡りをスタートしました。
第1回の宿泊地は、明石本人がプロデュースした富山県高岡市の〈金ノ三寸〉です。
「いきなり自分の手掛けた宿かよ」と突っ込みが入りそうですが、宿をつくる側の視点や狙いを含めた宿泊体験記を初回に書いてもらいたくて編集長の私が意図してお願いしました。
金ノ三寸は、2軒の連なった古民家をリノベーションした宿泊施設です。日を置いてそれぞれの棟に明石には泊まってもらいました。
紹介の方法は〈YouTube〉で流行しているルームツアーのように、宿の機能や間取りを一通り解説してもらい、最後に、宿泊体験記という感じです。
金ノ三寸はそれぞれが1棟貸しの宿のため、新型コロナウイルス感染症の影響も少ないと思われます。
感染者の少ない北陸での近場の旅(マイクロツーリズム)を福井・石川・富山の人が楽しめるとなれば不安要素もまた1つ軽くなるはず。
そろそろ非日常を楽しみたいと押さえきれない思いを抱えている人は富山の旅から始めてみてはいかがでしょう。
HOKUROKU編集長・坂本正敬