こんなの「できる・やる」らしいニュース

2023.07.28

No. 24

福井県勝山市の森にある市営キャンプ場が時間貸しキャンプサイト〈モリノネカワノネ〉としてリニューアルオープン

 

福山県勝山市北郷町岩屋の森の中にある旧市営キャンプ場が、時間貸しのキャンプサイト〈友安製作所 モリノネカワノネ IWAYA〉として2023年(令和5年)4月29日にリニューアルオープンした。掛けた会社は友安製作所(大阪府)。

 

 

新型コロナウイルス感染症の拡大による利用者減など、さまざまな理由から2021年(令和3年)に閉鎖となった〈岩屋オートキャンプ場〉をよみがえらせたいと願う地元の人の声を受け、まちづくり事業を手掛ける友安製作所がリニューアルオープンを実現した。

関連:岩屋に響く川の音【北録伝力】

 

キャンプサイト内には、車の乗り入れが可能な12区画のオートキャンプサイトと、3区画のキャンプサイトがあり、最短2時間以上から1時間単位(1時間550円から。長時間利用割引あり)で利用できる。

 

 

利用料の支払いはクレジットカードのみ。事前予約が必要で、敷地内の炊事棟では、2リットルのペットボトル入りの飲料水とまき1束が購入できる「らしい」。

 

 

編集部のコメント:キャンプ場を紹介しているすてきなプロモーション動画を観ました。自然を体験するって、ある程度の人工的要素による安心が必要なんだろうと思います。野生の動物たちとあまりにも近い距離だったり、自然物の存在しかなかったりする環境でキャンプできる人はかなりのつわものです。それと、デザインの力はやっぱりすごいですね。行ってみたくなりますもの。世の開発案件は、デザインにもっとお金を掛けるべきだとあらためて思いました:明石P

 

一昔前は「武井さんは、キャンプやるんですか?」とよく聞かれて「ハイキングです」と答えると「何が違うんですか?」と返ってきてました。キャンプとハイキングはアイテムが全然違うんですよね。ハイキングでは基本的に、重量のあるアイテムは選択しません。U.L.(ウルトラライト)という超軽量で機能的にデザインされたアイテムを選びます。ゆとりとかリラックスな感じではありません(笑)とはいえ、ハイキングで山も最近行ってないしキャンプだけでもしたいなぁ :武井開発P

 

ゲストのコメント:プレスリリースとホームページを拝見しました。自分には「キャンプ場を1時間単位で利用できる」という発想がなかったので驚きました。お客さんの希望にあわせて利用できるのでとてもいいシステムだと思いました。あと、閑乗寺には、川などの水辺が少ないので奇麗な川があってうらやましく思いました:閑乗寺公園キャンプ場スタッフY

 

文・翻訳:坂本正敬
写真・イラスト:友安製作所

 

参考:岩屋オートキャンプ場の廃止について – 勝山市

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