こんなの「できる・やる」らしいニュース

2022.06.18

No. 10

富山・石川の地名がいっぱい。芥川賞作家・絲山秋子さんの新刊〈まっとうな人生〉が発売

 

芥川賞作家・絲山秋子さんの新刊〈まっとうな人生〉(河出書房新社)が2022年(令和4年)5月19日に発売された。

 

作品の舞台として富山県が登場する縁から、絲山さんと担当編集者が愛車で富山へ来県。そのタイミングで、富山県射水市(新湊地区)にあるカフェ〈cafe uchikawa 六角堂〉で〈HOKUROKU〉もインタビューさせてもらった。

 

〈cafe uchikawa 六角堂〉

 

富山のみならず、石川の輪島・舳倉島なども含め、北陸の人にとってなじみ深い地名が数多く登場する。

 

そもそも富山が、作品の主な舞台となった理由は、富山市のまち中を作者自身が歩いていたら、作中の主人公と道ですれ違った(気がした)からだと教えてくれた。

 

HOKUROKU副編集長にして長男の大坪は、富山で生きる長男の書かれ方に「分かるー」と激しく共感した「らしい」。

 

 

文・翻訳:坂本正敬
写真:大木賢

 

編集部のコメント:「イチコロ線」や「鍋田のびっくりガード」、「大阪屋ショップのテーマソング」など富山県人の生活に限りなく近い言葉が作中には登場します。こうした言葉によって、コロナ禍でギスギスする富山の暮らしや面倒くささがよりリアルに伝わってきます。これだけ富山目線に近い作品を読めて、富山に住んでいてラッキーだと感じました。副編大坪

 

純文学を普段はあまり読まないですが、北陸が舞台となるとがぜん興味がわきます。埼玉県出身の次男である私は「地方の長男」が分かりませんが彼らの気持ちを分かるきっかけになるかなと思ってます。武井開発D

 

発刊を記念したオンラインのトークイベントを〈cafe uchikawa 六角堂〉で開催していただきました。お話の中で絲山さんは、物語の登場人物たちを著者の都合で行動させず「登場人物たちに書かされた」という感覚を持っていたそうです。なんてすてきでクリエイティブな時間なんでしょ!明石P

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