能登ワイナリーが石川県穴水町で直営農場の調印「ワインのまち」へ一歩【25年前の今日の出来事】
能登空港開港に伴うまちの活性化策としてワインづくり構想を掲げる石川県穴水町の町役場で、ワイン製造メーカーの北海道ワイン(本社:北海道小樽市)の関連会社である農業生産法人(有限会社)能登ワイナリーと地元債権者との間で、直営農場として使用する約40ヘクタールの土地の賃貸借仮契約調印式が行われた。
Q. 能登ワイナリーって何?
ワイン製造メーカー北海道ワインの関連会社として、加工用ブドウ栽培やワイン製造のために2000年(平成12年)に設立された農業生産法人。
2001年(平成13年)4月に植樹、2002年(平成14年)にワイン試作1号を完成、2003年(平成15年)に能登ワイン1号酒を誕生させた。
当初、北海道ワイン社による醸造工場の進出も計画されていたが、景気低迷とワインブーム終息の中で白紙に。
そこで、県内初の醸造場を建設するべく、国、および県の補助を受けながら穴水町が準備を進めた結果、醸造・販売を担当する能登ワイン株式会社が地元JAや企業の出資で2004年(平成16年)に誕生した。
2006年(平成18年)には穴水町に醸造場が完成。ワイン製造の原料(加工用ブドウ)を能登ワイナリー社が供給し、醸造・販売を能登ワイン社が担当する体制が確立された。
2014年(平成26年)に、有限会社能登ワイナリーは、有限会社北海道ワイン能登ヴィンヤードと社名変更する。
参考北國新聞
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