大山町で出土の化石が肉食恐竜の歯化石と明らかに。富山県内初【25年前の今日の出来事】
富山県大山町で発見された化石が、二足歩行(獣脚類)する肉食恐竜の歯化石であると、恐竜研究の第一人者で福井県文化課の東洋一博士の鑑定で23日までに明らかとなった。
1995年(平成7年)に発見された国内最大規模の足跡化石の地下水処理状況を、大山町の教育委員会職員らが調査していたところ、歯化石の表出が6月16日に見付かった。
体化石(体の全体、および一部の化石)が足跡化石と同じ場所から発見されるケースは石川・福井・三重に次いで国内4例目となった。
Q.どんな化石が見つかったの?
長さ23ミリ・幅13ミリのギザギザしたのこぎり歯。極めて保存状態が良く、白亜前期(1億3千万~1億2千万年前)に生きた中型の獣脚類の歯化石であると歯の幅から推測された。
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北國新聞
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