大卒の求人倍率初の1倍割れで「超氷河期」超え【25年前の今日の出来事】
2000年(平成12年)春に卒業する大学生・大学院生向けの企業求人倍率がバブル崩壊後に長引く不況の影響で0.99倍となり「超氷河期」と言われる1996年(平成8年)3月卒の1.08倍を下回った。
1984年(昭和59年)、リクルートリサーチ(東京)が調査を開始して以来、企業の求人倍率が1.00倍を下回ったケースは初めて。
短大卒の学生に向けた企業の求人倍率も過去最低の0.40倍となった。
Q.求人倍率ってどういう意味?
景気を判断する経済指標の1つで、 仕事を探している人(求職者)1人当たりに何件の求人が存在するかを示す。
2000年(平成12年)春に卒業見込みの大学生、および大学院生の民間企業就職希望者(推定)412,300人に対し、推定求人総数は407,768人となり、就職希望者の数より求人総数が下回った。
求人倍率が1を上回ると求職者に仕事が多くある状況(人手不足)を意味し、1を下回ると仕事が少ない(就職難)を意味する。
特に、1,000人以上の大企業の求人倍率は0.49倍と低迷した。
参考北國新聞
富山新聞
福井新聞
読売新聞
朝日新聞
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