北陸に大事な「考える技術」プログラミング的思考編。なにしろ同調圧力が強い土地柄なので
昔ながらの伝統や地域固有の価値観が息づく北陸のような土地では、共同体の同調圧力(場の空気)が強く、変化が起きにくいと言われています。
変化が起きにくい(容易には変わらない)状況こそが文化や伝統を強固に守るわけですが一方で、場の空気が重たすぎると、自分の考えで行動する・生きる力が育ちにくくなる面もあるはずです。
新型コロナウイルス感染症の影響でこのところ暮らしの変化が激しいです。AI(人工知能)による変革もこの先は、日増しに大きくなると言われています。
変化の時代にうまく適応するためには、北陸のような地方に暮らす人たちにも、自分の頭で考える技術と、前例を変えていく柔軟な姿勢が大事になってくるはず。黙って従う忍耐力ももちろん美しいわけですが。
そこで今回は、前・後編にわたって「考える技術」を考えます。前編では、プログラミング的思考を扱い後編では、デザイン思考を扱います。
前編のプログラミング的思考については、子どもたちも学校教育で学び始めたとニュースで報じられているので、プログラミングの授業をする小学校へ実際に聞きに行き、プログラミング的思考の一体何が、どういった意味で大事なのか聞いてみました。
「プログラミング」という言葉を見たり聞いたりするだけで条件反射的に敬遠したくなる人も安心してください。
プログラミング技術や言語そのものが主な話題ではありません。あくまでも、プログラミング「的」思考が話の中心になります。
インタビューと執筆は〈HOKUROKU〉のウェブ開発ディレクターである武井靖が担当します。いわば、本物のプログラマーが語るプログラミング的思考。最後までぜひ読んでみてくださいね。
HOKUROKU編集長・坂本正敬
目次
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