こんにちは。<HOKUROKU>は運営メンバーの所属も立場もばらばらなので、日ごろから細かくチャットで情報を共有し、週末にはオンラインで会議を続けています。
チャット上のやり取りのたびに、あるいは会議のたびに、何かが変わり、何かが生まれるわけですが、その過程で自分とは全く異なる意見が出てくると、素直に感動に打ち震えます。
ずっとフリーランスのライターとしてやってきた私(HOKUROKU編集長の坂本)からすると、「ああ、チームプレーっていいな」と思えるからです。
個人プレーが大好きで、物書きとして、翻訳家として、個人としての力量を高める喜びにずっと夢中になっていたはずの自分が、いつの間にかチームプレーのとりこになっているわけです。
あらためて、HOKUROKU運営委員会という謎の組織形態のまま、同じ方向を向いて歩いてくれる仲間の存在に、感謝したいと思います。
さて、今週の特集は、そんなHOKUROKU運営メンバーの一人であるプロデューサーの明石博之が担当する「新・北陸の宿」です。
彼の本業は、カフェや宿やバーや公共スペースなどの空間プロデュース業です。同時に、筋金入りの宿マニアという一面もあります。
年間で多い年は100泊くらい、泊まり歩いてきた明石です。そんな彼が、遠出のできない今だからこそ、北陸3県の近場に非日常感を楽しませてくれる心地良い宿を提案する連載が「新・北陸の宿」になります。
今週は連載の導入として、明石博之が今までどのような形で宿とかかわってきたのか、どういった宿をこの先紹介していくのか、さらにはすぐに役立つ宿の楽しみ方、宿の選び方などを網羅的に語ります。
「そろそろ温かくなってきたし、ちょっと泊りに出掛けたいな」と思った人には、ぴったりの読み物です。
移動距離の少ない近場の旅だからこそ味わえる宿泊体験がある、宿の楽しみは私たちが思っている以上に、もっと深い、そんな気持ちにさせてくれる連載です。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
HOKUROKU編集長・坂本正敬