ペルーへ移住した移民たちの話を先週、公開しました。皆さん、お読みいただけましたでしょうか。
「なんで、北陸のメディアがペルー?」
というまっとうな質問を感じた方はぜひ、読んでみてください。
北陸の土地からかつて、海を渡った人たちが居ました。その背景には、送り出す国と受け入れる国の事情、海を渡った人たちの生活の事情がありました。
どこに行ったとしても移民たちは大変な思いをされました。中でも、ペルーへ渡った方々には、日本の移民史上最も過酷な暮らしが待っていたとされています。その歴史の一端を〈HOKUROKU〉でも紹介させてもらいました。
海外取材に出掛けるたびに、海外について掘り下げた調査をするたびに、日本と世界の国々は、さまざまな部分で、さまざまな角度から、交流の歴史を結んでいると気付かされます。
その結びつきがか細く、時代の流れと共に忘れ去られて、途切れそうになっていたとしたら、HOKUROKUのようなメディアがもう一度、強く太く、しなやかにその糸をより直す必要があるのかと思います。
結果として、両国の関係が深まり、人の行き来が生まれ、双方の理解が深まり、今よりも幸せな世界が実現できると思うからです。
上のコンテンツは、2万字以上のボリュームがあるため、仕事や家事の合間にちょっと、というわけにはいかないと思います。なので、何かをしながらでも楽しめるように、音声コンテンツ化する予定となっています。
今しばらくお待ちくださいね。
HOKUROKU編集長
坂本正敬