ジャーナリストの世界では、一次資料(全ての基となる資料)を調べ、一次情報(当事者の情報)を本人に聞き、入手した話のウソ・ホントをまた別の人に確かめる(裏取りする)方法があります。

 

その手法をベースに、ジャーナリストやライターたちはちょっと経験を積むと「インタビュー術」とか「取材論」とかを語りたがりますが、マスコミ関係者の取材論なんて薄っぺらで頼りないんじゃないかと、同業者の私はつくづく思います。

 

文化人類学者のBronisla w Malinowskiが書いた〈ARGONAUTS OF THE WESTERN PACIFIC〉(邦題:西太平洋の遠洋航海者)を読んでその思いがさらに強くなりました。

 

同じ調べものや取材(学者の場合は調査・研究と呼ぶのでしょうか)をする際に、どのような手順で学者は世界を観察し記録していくのでしょうか。

 

例えば、太平洋の離島に暮らす原住民たちと年単位で暮らしながら、フィールドワークする学者たちの骨太の研究方法にこそ、学ぶべき点がたくさんあるとむしろ感じています。

 

なんか「学者の調べる・探す技術」だとかを〈HOKUROKU〉で特集にできたら面白いだろうなーと思っていて、ある国立大学の先生に話を今持ち込んでいますので、もしかしたら実現できるかもしれません。

 

そんな今週のHOKUROKUですが、先週に引き続き、月額会員だけが全編を読める特集「食器・本棚から絵画の飾り方まで。違いを生む『展示と陳列』の正解。」を30日間の期間限定で無料公開します。

 

年末年始で部屋を掃除したり模様替えしたりした人も少なくないはず。

 

しかしなんだかしっくり配置が決まらない、並びが決まらないという人は、物の並べ方のルールを一度整理するといいかもしれません。

 

その道のプロである筧いづみさんが惜しげもなくノウハウを公開してくれています。この際にぜひ読んでみてくださいね。

 

HOKUROKU編集長・坂本正敬