数日前に、福井駅に新幹線で行ってきました。富山・石川に暮らす皆さんは、もう行きましたか?

 

「裏日本の会」という蔑称を好んで使う謎の有志の集いに参加するためで、福井県で有名なデザイナーさんの紹介のお店に集い、あーだ、こーだとしゃべってきました。

 

それにしても新幹線、速いですね。義理の母に子どもを預けて夕方5時半すぎに富山の家を出る時「ちょっと福井に行ってきます」と言って出てきました。

 

富山生まれの義理の母が「今から福井行ってきますって、すごいね」と見送りながら言ってくれました。

 

確かに、すごいですよね。富山駅に行って、6時前の新幹線のチケットをその場で買い、新幹線に乗って、車内で原稿を書いていたら、気が付くと福井駅に着いていました。

 

到着時刻は7時前。そこから、繁華街の片町まで歩き、集合場所のお店に着いた時刻は7時10分ほど。ちょっと、集合時間に遅れてしまったものの福井はもう、近場のお出掛け先という感じでした。

 

富山・福井間がこの近さです。金沢から福井なんてもう、隣町ですよね。北陸、いい感じに近くなったねーと思いました。

 

とはいえ、正直に言って、思った以上に福井駅前は「普通」でした(関係者の皆さん、ごめんなさい)。

 

駅舎には、いろいろなところに恐竜の模型がありましたが、恐竜と予算を細かくまき散らしているなーという感じ。

 

せっかくなら、トリケラトプスとかブラキオサウルスとかの全身骨格化石の実物を10億円くらいで1体購入し、新幹線の改札口前にどでかく展示して駅そのものを、福井県立恐竜博物館の分館かなんかにしちゃえば良かったのにと、事情も何も知らずに思ったりしました。

 

そのくらい「awe-inspiring(おお!って思わず声が漏れちゃう感じ)」が福井駅前にはなかった気がします(関係者の皆さん、またまたごめんなさい)。

 

まあ、北陸の駅前で言えば、金沢駅の鼓門(つづみもん)くらいしか​​「awe-inspiring」に該当する何かは存在しないので、いろいろな制約が駅舎づくりには実際には存在し、難しいのかもしれません。

 

なんであれ、完成した駅舎に何を言ったところで変わらないのですから、北陸新幹線に乗って北陸の人が3県を行き来する中で、いろいろ面白い動きを後付けでも生んでいきたいですね。

 

そんなこんなで今週も、北陸を行き来する際の情報源として〈HOKUROKU〉をよろしくお願いします。

 

あ、そう言えば、金沢の駅からちょっと行ったところに、すてきな陶芸体験工房がリニューアルオープンで誕生します。名前は〈to-an〉。詳細は、以下のニュース記事を出しましたのでぜひ、チェックしてみてくださいね。

関連:地元で愛される九谷焼の体験施設が21年ぶりに全面リニューアル「to-an」として金沢市内で再オープン

HOKUROKU編集長・坂本正敬