特集の予告。その1。

2021.02.26

No. 05

黙って従えの世の中なので。「プログラミング的思考」を始めよう。

撮影:石川樹。

「やっぱり地元が好き。北陸ローカルCMミュージアム。」の次の週は、「黙って従えの世の中なので。『プログラミング的思考』を始めよう。」が続きます。

 

北陸のいい面を挙げろと言われたら、筆者(HOKUROKU編集長の坂本と言います)は真っ先に「伝統がそこかしこに息づき、神仏が生活の中に根付いていて、年長者の声が無条件に大切にされる」を挙げます。

 

筆者が育った地域にはあまり見られなかったカルチャーなので、とても居心地よく感じています。

 

しかしそれらのいい面は、時と場合によって「そういうものだ」「黙って従え」「察しろ」という無言の同調圧力を生みかねません。

 

自分の頭で考えるのではなく、無条件に何かを踏襲するカルチャーで、暮らしが一色に染まってしまう怖れもあるわけです。

 

もちろん、このカルチャーは、北陸で色濃く感じるだけで、日本人全体の課題だと思います。

 

そのため、教育界では自分の頭で考えられる子どもを育てようと、プログラミング的思考が、授業の一部に組み込まれるようになりました。

 

2020年(令和2年)、北陸各県の小学校でも「プログラミング的思考」の教育が手探りでスタートしています。

 

筆者の身の回りの子どもたち中でも、習い事でプログラミングが選ばれるケースが目立ってきました。

 

でも、このプログラミング的思考とは、そもそも何なのでしょうか? 言葉には聞きくものの、実社会では、どのように役立つのでしょうか。

 

この特集では、HOKUROKUのウェブディレクターであり、プログラミングにも見識が深い武井靖が、北陸の教育現場に足を運んだり、プログラミングの専門家と対談したり、プログラミング的思考に近い(はずの)デザイン思考を持つ人たちと話したりして、北陸に必要なプログラミング的思考を深めます。

 

自分よりも立場の高い人に、「そういうものだ」「黙って従え」と頭を押さえ付けられていた人が、自分の頭で考え直すきっかけづくりに、この特集がなればと願います。

 

子どもを持つ家庭人たちは、わが子の学校で始まった教育を深く理解するための材料としても、ぜひ読んでみてくださいね。

 

担当者の一言。

 

「プログラミング的思考の創造性と効率化を突き詰めたジャンルの1つに、『メガデモ』があります。

 

こちらはとあるイベントで優勝したプログラムです。4K映像と音楽合わせても、なんとたったの32,768文字(64KB)ほどで構成されています。

 

RE: SIMULATED ※ 音が出ます

https://youtu.be/tirAdWbceak

 

この特集ではプログラム的思考でどう社会に貢献できるかを考えます。」

 

(副編集長のコメント:北陸でも多くの自治体がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。プログラミングは専門家の領域、とは言い切れない時代がやってきそうです。知っておいて損はないかと。)

 

文:坂本正敬

写真:山本哲朗(一部を除く)

編集:大坪史弥、坂本正敬

編集協力:明石博之、中嶋麻衣

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